第2回 新型コロナウイルスによる業績影響についての緊急アンケート調査
株式会社キイストン(本社:東京都港区、代表取締役:細見昇市、以下 キイストン)は、前回に引き続き、飲食業経営者ならびに経営陣に対し「新型コロナウイルス」への影響についてアンケートを行いましたので、その結果についてお知らせします。
調査概要
期間:5月11日(月)16:00~12日(火)17:00
対象:首都圏中心とした飲食業経営者ならびに経営陣 411に対し回答数132のうち、重複・途中離脱を除く有効回答数87)
システム提供:株式会社ショーケース(東証一部)
調査結果
飲食業経営者の約75%が「事業困難なレベル」に。深刻度が増し、幅広い対象の十分な支援が必要となっている。
1.事業影響
回答時点において新型コロナウイルスによる事業への影響は、どの程度ですか?
2.4月売上
前年4月の売上を100とした場合、今年4月の売上はどの程度でしたか?
3.5月売上
前年5月の売上を100とした場合、今年5月の売上はどの程度を見込めそうですか?
4.閉店店舗
新型コロナウィルスの影響で、すでに閉店した店舗はありますか?
5.事業継続期間
このまま自粛が続いた場合、会社の事業継続可能な期間はどの程度ですか?
6.実施施策
売上を保つためにすでにどんなことを実施していますか?
その他の意見として、
- サブスクリプションサービスの強化
- ランチ営業のみ
- ランチ営業を開始。 通常営業にご来店いただく為の種まきとして金券の配布。
- 緊急事態宣言中は、全店舗営業休業なので、売上はゼロ
- 食事券など
- タクシー会社とのコラボ タク配達
- 特になにもしてない
などがあった。
7.通常営業割合
現在、通常営業(短縮含む)できている店舗の割合はどの程度ですか?
8.家賃免除オーナー割合
家賃の減免交渉に応じてくれるオーナーの割合は見込みも含めてどの程度ですか?
9.家賃支援策
政府が出した家賃支援策(仮称)に対してどのように感じていますか?
その他の意見として、
- 個人店に向けての支援策という印象が強いので、弊社に活用するには金額が小さい
- 一店舗あたりの、保証を希望。 複数店舗、一店舗でも現状保証額が変わらないため
- 今よりコロナ明けに使って欲しい。 ここを生き延びれないのは自己責任。給付出しても結局倒産すれば意味がないお金になる。 コロナ収束後の経済をV字に回復させる事が1番大事。
- 変わらないものに、興味を持っても時間の無駄。今の条件での生き残り策を考える。
などがあった。
10.悩み
今、一番悩まれている(苦労されている)ことは?
その他の意見として、
- 借入増大でBS悪化。成長投資(新規出店)のチャンスを多く逃すこと
- 緊急事態宣言が解除されたとしても、ソーシャルディスタンスなどのガイドラインができると、店舗の客席も今まで通りには使えず、多分50%以下になると考えられる。その場合、当然売上が以前の半分以下になることが考えられるため、コロナ後からの回復のシナリオがイメージできない。
- お客様への安心、安全への案内。 ソーシャルディスタンスが店内で出来るのか。 新しい事に取り組むべきか、ひたすら耐えるべきか スタッフのモチベーション
- コロナ収束後の食文化の変化。 外食がこのまま減るのか 自炊に飽きて増えるのか? 運に任せたくない
- 満席してはいけない飲食店の風潮。完全にビジネスモデルの崩壊。
- お客様のマインドの変化
- これから先のニューノーマルの定着度や、消費者の外食市場にどの程度、どの期間で戻るのかの予測。
などがあった。
今後の当社の対応方針について
キイストンでは、今回の新型コロナウイルス感染症について、「飲食業に特化した人材採用総合サービス企業」という特性を活かし、情報を収集・発信していくことによって、皆さまのお役に立てるよう努めて参ります。